■ きっかけ

• リンクペット・エクシード(LINK PET_EX)というものがあるらしい。(ロックマンエグゼ)
• 検索すると http://www.takaratomy.co.jp/products/rockman/top.html ということだった。
• "子どもの喧嘩"に親が出て行くのも何だが、全チップを調べてみよう。

• バトルをする上でのアイテムは、チップを本体に挿入することで認識される。

  

• チップには、メモリーカードとバトルカードの２種類があって、バトルカードはきっと受動回路なのだろう。
• そこで一つを標本として分解して調査しつつ、これを治具として全バトルカード対応にしてみよっか。

■ 写真(ハードウェア)

• まずは、本体の様子。

  

• このスロットル(コネクタ)の端子を想像してみると、(今、左から番号を付けてみる)
  下表のようであった。イネーブル信号はグランドかも知れないし、違うかも知れない。 このイネーブル信号と各端子をオン(接続)すれば、当該のチップと認識されるようだ。
  (１〜２５６は２進による重み)

  1	電源(Vcc+)
  2	イネーブル
  3	1
  4	2
  5	4
  6	8
  7	16
  8	32
  9	64
  10	128
  11	256
  12	グランド

• これを確かめるために作成した治具の様子がこれ。

  

  ちなみに、コネクタ端子１番と１２番は電源同士なので、ショートすると本体の内蔵フューズが飛ぶので注意すること。

• 例えば、全てのディップスイッチをオンして接続してみると、このように ID が表示された。

  

  この ID 番号は、チップの済みに見えている小窓の番号に一致していた。

  

■ 感想

• そもそも子どもに、やたらにこのゲーム機のチップを買わせない意図で、この「万能チップ」を用意してみたのだった。
• が、友達とバトルチップを交換するところにも"面白さ"があった様子で、この「万能チップ」の利用はさっぱりで、どうもこの企画は沈没しかけている。