■ きっかけ

• 新しいコーヒーメーカーが来たので、コーヒーの消費量が増えたようだ。
• なので、これをカウントしておこう。
• 計測は非接触でないとまずいっしょ。

• コーヒーメーカの音(DS100114.wav)を分析すると、粉砕中の 6KHz 〜 8KHz の音が調子よさそう。
  • 粉砕中の音をコンデンサマイクで拾う。
  • フィルタ回路で特定の音に絞る。
  • 積分して短時間の音に不感にする。
  • 増幅してシュミットトリガにかける。
  • 液晶カウンタにインターフェースする。

• Fftanal.exe を利用した検討。

  

• これのフィルタ回路の計算。
  
  
  • CircuitMaker でフィルタ計算

    

  • CircuitMaker で特性検討(6KHz 〜 8KHz がよろしいみたい)

    

  
  
• 全体の回路図(CircuitMakerのcoffee1.CKT)。

  

• 適当に組み上げた回路基板。

  

• これまた適当なケースに収納(？)してチェック。メータを付けてあるのは耳では音量の把握が難しいため。

  

• 自動コーヒーメーカーの脇に設置した様子。本器よりコーヒーメーカーの後ろにマイクの線が延びている。

  

• コーヒーメーカーとマイクのの位置関係。

  

• 特に問題はないが、掃除機の音などをカウントしてしまうことを懸念していたけれども、増幅利得はもう少しあっても良いように思う(マイクをコーヒーメーカーのそばに延長する必要があった)。
• 食器(コヒーカップ)の触れる音などには敏感にメータが反応するが、短時間なのでミスカウントはない様子。
• 液晶カウンタはＯＭＲＯＮ社の電池内蔵タイプなので停電でデータが無くならないので安心。
• 計ってみると、1ヵ月間で 500 杯を越えるカウント(消費量)となるところが素晴らしい生活環境である。
  (人数の増減はあったが、2004.1.8 〜 2005.1.11 までで 5226 杯であった)

  切りのよい数字を見付けたので撮影(2004.1.8 〜 2006.6.1 までで 10777 杯)。カウンタ値のことより、この動作回数まで無故障のコーヒーメーカの方が驚き。

  

• う〜む。14,896 回目で水洩れで要修理かぁ。 (2007.10.5)

  修理が上がってきてまたカウントアップが始まった模様。(2007.11.2)

• コーヒー好きが異動してしまったが、それでもこのカウントになっている。(2008.6.1)

  

• 設置から 5 年経ちました。(2009.11.26)